WordPress on EC2のAMIを公開

日本語版WordPress 3.5.1をWordPressをEC2(Amazon Linux)にインストールしてAMIを作成したので、テスト用に公開しました。
AMI ID: ami-e31397e2
AMI Name: wordpress_3.5.1_amazonlinux
 
このAMIを用いてEC2を立ち上げると、必要なソフトウェアはすでにインストールされているので、WordPressの設定画面から開始することができます。CDP実践ガイド本の第5章のシナリオを実践する際に、WordPressのインストールを省きたかればこのAMIを使ってみてください。
 
下記に、「このAMIを使ってWordPressを立ち上げた際の初期設定」と、「AMI作成においてのWordPressのインストール方法」を記しておきます。
 
このAMIから立ち上げた際のWordPressの初期設定
 AMIからEC2を立ち上げ、そのEC2のPublic URLにアクセスすると、初期設定画面が出てくるので、次に進むを押します。

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データベース名など必要な情報を入れます。このAMI場合の場合は、下記のように設定してください。

f:id:kentamagawa:20130209174411p:plain

 

あとは、ブログ名、admin名等を入れていきます。

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これで、簡単にWordPressが立ち上がりました!

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というわけで、CDP実践ガイド本を実践する際に、WordPressのインストールを省きたかればこのAMIを使ってみてください。ただし、本番で運用するときには、必要な設定を行い自己責任での運用をお願い致します。
 
下記は、AMIを作成する際のWordPressのインストールの手順です。ご参考までに。
 
AMI作成においてのWordPressのインストール方法
下記に今回のAMIの作成方法の流れを書いておきます(詳しくは、CDP実践ガイド本のAppendix Cも是非ご覧になってください)。
 
EC2をAmazon Linuxから起動します。インストールに用いたAMIは、Amazon Linux AMI 2012.09です。
AMI ID: ami-4e6cd34f
AMI Name: amzn-ami-pv-2012.09.0.x86_64-ebs
 
SSHログインして、httpd, php, mysql をはじめ必要なものをインストール。
sudo yum -y install httpd php mysql-server php-mysql php-mbstring
 
MySQLの設定を行います。
sudo service mysqld start
mysqladmin -u root password
パスワードはrootrootに設定しました。必要に応じて、変更してください。
 
データベースを作成します。
mysql -u root -p
mysql> CREATE DATABASE wordpress DEFAULT CHARACTER SET utf8 COLLATE utf8_general_ci;
mysql> grant all on wordpress.* to wordpress@localhost identified by 'wordpresspasswd';
mysql> flush privileges;
mysql> exit
 
WordPressをダウンロードし、インストールします。
tar zxvf ~/wordpress-3.5.1-ja.tar.gz
sudo cp –r ~/wordpress/* /var/www/html/
sudo chown apache:apache –R /var/www/html
 
Apacheを起動して、テストします。
sudo /etc/init.d/httpd start
 
起動時にApacheMySQLを起動するように設定します。
sudo /sbin/chkconfig mysqld on
sudo /sbin/chkconfig httpd on
ここでAMI作成!